最初この言葉を長年精進潔斎されている先生と食事をご一緒させて頂き、教えて頂き聞いた時には全く意味がわからなかったですが、最近ちょっとだけ分かるような気がするようになりました。
【遠いものから食べる、自分に近い物はさける、なるべく自分から遠いものから食べる】
これ、年末年始に精進潔斎したから?ちょっと自分のコマが一升か二升進んだのかもしれないと、平和な脳みその私は勝手に思っています。
近いものからを考えると、、、
●同じ赤い血を流すもの
●体温のあるもの
●肺で呼吸するもの
●涙を流すもの
●鳴き声をあげるもの
●自分の意思で動くもの
●食べて栄養をとるもの
●心臓を持つもの
●目玉のあるもの
●内臓をもつもの
●歯のあるもの
●生きとし生けるもの
あぁ、だから菜食を通り越した人は木喰になるのかもしれないなぁ、とボンヤリ考える今日この頃。
食材を選ぶ際に【なるべく自分から遠いものを選ぶ】を無意識に探している自分と、老婆と若者を育てる大黒柱であり主婦な自分との間に有り、改めて『人には適した環境に身を置く大切さ』と『生きとし生けるものとの共生』を考える矛盾した己への過ごし方について考えています。
まぁ、大事なバァさんや甘ったれな小僧さん置いて世捨て人に成るつもりは、1ミクロンも持ち合わせていないので、【なるべく】【だいたい】【適し当たってる善い加減】を大切に、矛盾の大海でまだまだ泳ぎます(笑)
とは言え、この大海は深く遠く泳ぎ甲斐がありますなぁ。
お野菜の御供もご紹介するの、忘れちゃってました。
甘くておいしかったです。
他にも人参とか葉物とかありましたけど例によって、食欲が撮影に勝ちましたため写真はありません(笑)