続きの❮後編❯
参加社寺のマップを見ながら近いところをまわります。
何処も秋の訪れ、紅葉を楽しみながらお詣りです。
佛法紹隆寺と言うお寺に着いて、駐車場の紅葉を見上げると子供たちが、カゴメカゴメでもしているような楽しそうな雰囲気が境内から漂う。
何だろう。
階段を登って境内へ。圧巻な銀杏が素晴らしい。
どうも賑やかな雰囲気のお堂へ。
お詣りさせて頂くと脇佛に毘沙門天様、吉祥天様をお連れになっている、お聖天様でした。
毘沙門天様に吉祥天様だったから賑やかなお出迎えくださったのか、ウキャウキャ楽しいお聖天様だからなのかわかりませんが、このお堂の周りだけ空気というか、空間がちがいまして不思議な異世界な感じです。
こんな風に感じる程、境内の一角だけが特別楽しそうなお寺様って、初めてかも?
なんででしょうね?
ま、拝観料支払って中に入れて頂くと、素敵な庭園。池の鯉が一ヶ所に集まり体を寄せあっているのを見ると、厳しいであろう諏訪の冬を乗り越える鯉も、身を寄せ合うとは知恵だな、と思いました。
中も明治の廃仏毀釈で諏訪大社から流失した素晴らしい佛様がいらっしゃるのです。
明治の廃仏毀釈と言うのは本当に罪な事をしたものです。
神風特攻隊を正当化させるための愚策として、もう魔物の集団と化していたのでしょうね。
この歴史は日本人である私達が反省と共に、心から佛様にお仕えしなければならない事だと思います。
チラシのセツナイフレーズに心が痛みます。
この企画は長く共にあった神仏融合時代から、廃仏毀釈を経て、現在日本の神社が存在している事に少しでも興味を持ち、一人一人が向き合うキッカケに繋がって下さることをセツに願います。
諏訪大社の関係者の勇気にも感謝いたします。
奥に進むと、、、
ちょんまげが置いてあり撮影。
見えます?
きっと面白いご住職様なのでしょうね。
場所を移して、、、
あ、うん。
高國寺。
既に暗くなり始めており、本日はここまで。
ぐるっと諏訪湖を一周して帰路へと着きました。
この後は番外編をお楽しみに♪