この後は橋を渡って少し地獄の勉強に行こうかと思う。
本当は行ったら行ったの一方通行、気の永くなるほどの永劫の時を地獄でグルグル過ごす。
今日は一日体験でーす。
強い因には強い果が生まれる。
これまでの行いが果をもたらす訳ですね。
ここでみなさんが勘違いしやすい話を前提に考えてみようと思う。
先程も言ったように強い因には果も伴う。
例えば悪い事をした。
そのままならば果は
【悪い】
でもそこは佛教です。
悪いことを悔いて詫びて、懺悔したら?
業の秤にはかけられるだろうが、懺悔した分は軽くしてもらっている。
佛様は素直に謝り懺悔するなら、赦してくださる気持ちのお強い方だ。
じゃ、どんな人がヤバいのよ?
悪いことをしている人を見てみぬふりする現代は、、、
『あーあ、あいつあんなことやっちまったな。しーらね』と他人事。
この人は反省する機会を得られるだろうか?
反省も懺悔もない先には、業秤が重い分銅乗せて待ち構えています。
さて、この下話を踏まえた上で、浅水瀬の橋を渡って見ましょう!
トコトコトコ、、、
鬼現る!
『此方は初江王様の御前になるぞ、頭が高ーい』
時代劇のような口調にニッコリ。
王様は、、、
『なに?なに?うーむ、色々やらかしてますなぁ、地獄で決定!うーむ、残された子孫も佛を信じておらず追善供養もする気は無しだと?あちらの地獄で決定でーす』
ルンルンした雰囲気なのに、宣告は厳しいねぇ。
あぁ、佛様に手を合わせる子孫を育てれば良かったのか、、、誰かぁぁぁぁ
その時一筋の光明が差し込む。
どこの誰かは知らないけれど、三界萬霊の功徳が地獄で裁きを受けている私にも、届いたのだ。
王様は、、、
『うーむ、ではこのまま地獄では不憫な者よ、三七日、四七日と、各々関所にて、他の十王の裁きを受けよ』
ありがたや、ありがたや。
そして物見遊山にキョロキョロしていると、雲を突き抜ける立派な七重城が見えてくる。
感心して記念撮影。
鬼はコソーリ教えてくれた。
『あれは閻魔大王さまの城だぞっ』
閻魔大王様おなーりぃー
『人身受け難き既に受く、佛法聞き難し、今既に受く、この身今生に!!!
でも、學ぶことせずに帰ってきちゃったのね~。
うーむ、とりあえず倶生神やら三尸蟲に聞いたこと、総合すると、、、うーむ、浄玻璃鏡にもかけとこう』
倶生神様達にはチクられるわ、鏡には録画されてるわ、申し開きは出来ませんでした。
この裁判システム画期的ね。
メチャ速攻判決出るのね。
で、いよいよ、、、
次回は閲覧注意のご覚悟必要、地獄体験の旅に出発です!
今日の収穫。