白蓮庵のブログ

群馬大好きおババ 七合目の行者悠眞 白蛇くぅチャン♪るぅチャン♪とのラブリーな生活や大自然との共生、お詣り報告やファンタジーワールドIF愉快な仲間たちとの修行体験記。ほぼ雑談。いや、ほぼ食べ物の話かも。

私の信じる禁域の意味

ある条件で、お経を読むと喉から悉く水分を奪われるように、喉が詰まったように声を奪われる事がある。
これは我先にと手を伸ばす、お経を欲している魂がお経を聴きに下さっている証拠と言う。
蜂蜜を入れた水鉢を胸の前に観想してやればほとんどの場合、声は戻りますよね。

 

これと同じように、登山をしていると、ある条件に達した時、お臍の下辺りから子宮を鷲掴みにされるような状態になります。
多くの場合は、過去に女人禁制の禁域に入った証拠だと私は思っています。
子宮を鷲掴みとか言うと、エロチックな話かと誤解されると困るので、ハッキリ言いますが、エロい感じではなく、生理痛のような鈍痛に近い不快な感覚です。

これは我先にと手を伸ばすのはお経を欲してではなく、【輪廻の輪に戻りたいと手を伸ばす者】なので、理趣経をお唱えすればその多くには、帰れる入口を探しての行動から、帰郷となるのだと思います。
ただ、登山途中に理趣経のお唱えも厳しいので、多くの場合、帰るまで、その不快な感覚と同行することになります。
そういう時、私は現在女人禁制が解かれていても、引き返す事があります。

 

おそらくですが、昔の厳しいご修行されていたスーパー行者さんが、お決めになる禁域のお定めは、そういう事情があって、お決めになっているので、小宇宙内在の修行者の肉体で登れる人は、余程の不感症か、痛みに強いドMなんだと、失礼ながら、私達は思ってしまいます。
もちろん、他の高貴なる事情で登っても、掴まれないのかもしれませんが、凡人の私に解るのは此処までです。

 

これは正直、登山でなくても、神社の中でも起きます。
だから私は入れない神社ばかりでした。

金峯山寺の僧侶の方と少しばかりの期間、登山修行や神社参拝など同行させて頂いてから、随分入れる神社は増えましたが、山は数と程度が違いますので、無理は出来ません。

 

私の庵でご修行されている方の何人かは、毎日何度も理趣経のお唱えがされている○○山ですら、『ここ掴まれてます。』とおっしゃる複数のかたが居ます。

もちろん、このお山もその昔は、ある場所から先、女人の立ち入りを制限していたそうです。

 

山は、こういう帰りたい魂を修行、鍛えて、大宇宙っていうか、次の世っていうか、輪廻と輪廻の間の場所にお返しする聖地なのだと思います。

 

だから、そのご修行が揺るがないよう、脱線させないよう、女人の修行者も不快を請けることがないよう、禁域として下さっていると思います。


これを読んで何かのヒントになる方が一人でもいてくだされば幸いです。


七合目の行者悠眞


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