前にも書いたと思いますが信貴山での勉強会か終わって質問コーナーがあり、その中で複数の人が質問をしていました。
もしかするとそのコーナーとしては相応しくない質問だったかもしれないけれど、年配女性信者様から『戦争を始めたプーチン大統領は地獄に落ちますよね?』と言うものがありました。
私の勝手な想像だけれど、息子を戦争に行かせなければならなくなった親であれば、そのように思う事も当たり前だと感じる事もあると思うので、的はズレていたとしても年配女性らしい素直な質問だと思いました。
その時の先生の答えはこんな感じでした。
『私達が人として生まれ稀有な法縁に結ばれ学べる時間はとても短いのです。あなたはあなたの学びを進めなさい。プーチンさんの逝く先にかまっているヒマはありませんよ、学べる時間は短いのです』
ほう。確かに。
そりゃそうだ。戦争発起人の面だけを見れば、そう言いたくなる気持ちもわからなくない女性の質問。
でもこのプーチンさんにも善行はあり助けられ導かれた人もあるのだと思うし、私達からは見えていない事情もあるかもしれません。
他人がいくら差し引きした結果を吟味したって、見る角度が変われば匙加減は変わるのだから、他人がいくら談義しようが吟味しようが次の世へ行って見なけりゃわかりませんがな(笑)
確かに人の一生で考えてもその通りだと思います。
幼少は文字を覚える、意味を憶えるだけで善悪の分別を学ぶことで精一杯。
青年〜成年 この時期は学びやすい。
壮年 だんだん見えづらく聞こえづらくなるが、経験値が補う。
年寄 あの時、こうすれば良かったのに、と自身の振り返りをしてゆく人と、凡そこの世で学ぶことを学んだ人に分かれてゆく。
人の一生を考えてもいつでも学べる訳じゃないって事がよく分かります。
最近私も手元が見えにくいと感じる時があります。
きっと聞こえている言葉も聴き違えている事もあるのかもしれません。
六道の旅路であれば尚更、上手いこと学べる処に生まれられた今しか無いので、確かにヒマはありませんね(笑)
そのあとの補足もヤバかった(笑)
『例えば虫にでも生まれ変わったら、せめて梵鐘の音の届く処に生まれたい、と願う所から始めなければならない』
先生笑顔でサラッと怖い事、言ってますけど想像しやすい例えに、凡庸愚民の私には理解しやすく響きましたわ(笑)
虫なら梵鐘。
地獄なら一本の燈明。そういう事なのでしょう。
多くを願う余裕も無く、今よりひとつ佛様に近づく努力からの場所にも、御縁が結ばれる
事があるなら、今手に出来たもの、事柄を大切に学びを進めるしか無いのでしょう。
でもね、たまにはつまずく時もある。
つまずいて気が付く事もある。
『あー私散漫だな』とか『足上がってないな』とか『怪我したら元も子もないぞ』とか『気を付けよう』とか。
大コケした時を思い出す事だってあるし、変にコケを止めたことで筋を違えて痛みが出る時をだってある。
そんな時には『湿布ちょーだい』ってママに甘えたくなる時だってあるでしょうよ。
寅だもんなぁ。
崖から突き落とし這い上がったものだけしか育てないのが寅。
あぁ、毘沙門さーん、その崖結構高めでっせー。たぶん船越英一郎さんと片平なぎささんが仕事してまっせー。
あれ?ライオンだったっけ?(笑)
いやいや、獅子でしょう。
文殊さんが乗ってるやつ。
兎だから文殊さんだもんなー。
そりゃ獅子とは仲良しだろうしなぁ。
その崖高いと思いません?
あぁ、腕切落としてへっちゃらな佛様からは東尋坊のようなこの崖高くないのかもねぇ(笑)
メチャ歯出して笑ってる。
狛犬さんと獅子さんはトモダチ?イトコ?
ちょっと高すぎるよーって言ってやって〜(笑)(笑)(笑)(笑)(笑)