尊敬する先生がよく『ほとんど食べられる物はないから外食はウドン位で充分』とおっしゃっていた。
私的にはぶっちゃけ『そんな事言って〜』位に考えていました。
でも、先日の醤油ラーメンでは獣臭、本日のラーメンでは魚とか貝臭。
透き通ったサラっとしたスープだけど厳しい。
どちらも今までは美味しく思い、行列でも並んだ程だったのに。
もう、ぶっちゃけ例えるなら『昆虫スープ』でも『ミミズスープ』でも『ねずみスープ』でも大差ない気がする位にキツかった。
別の先生のあの言葉が効き目ありすぎちゃって刺さりまくり。
『あなたが美味しい位で相手は殺されて、あなたの好みの味と言うだけで相手は死ななきゃならなかった訳です』
あぁ、確かに、、、
佛教的に考えるなら食用として生まれたのには、それなりの理由があるのだろうけれど、それなら『生きとし生けるもの』なんて私達は嘘をついてはならない気がする。
『人間様は』とか『食用家畜や食用水産以外の生き物』と言うなら嘘ではないのかもね。
ある先生の『肉食の人からは獣臭がするんです、あなたも潔斎が進めばわかりますよ』と仰っていた言葉、私にはまだソレはわかりませんが、ラーメンは厳しい。
出汁は仕方ないとは言っても、すでにラーメンはもう厳しい。
いや、ラーメン屋が厳しい。
気を抜くとえづいてしまいそう。(T_T)
たった一ヶ月ちょっとだけど、確かに【美味しい香り】だったものが【不快と感じる匂い】に、変わってきたのを考えると、何年も精進潔斎の先生方は、ご自身は生き物食べなくても、生き物が調理される場所の匂いからして厳しいから、ウドン位でと言われているのかもしれないと反省。
そう、あの言葉もヤバい。二人同じ事言っていた。
『本当は知っているのです、お坊さんになると言う事は知っているのです。でもみんなで渡れば怖くない、と言うだけ。毎日毎日、不殺生不偸盗と唱えているでしょう。殺して奪っているのです。気にしないようにしているだけ。本当は知っているのです』
あぁ、殺されたものの命を奪っているのですね。
『私盗まないし』とよく言っていたけど、時間も不偸盗戒に触れる、、、嘘もついてる。
野菜だって青虫殺したりあるけど、自分から遠いものから食べる、って事が少しわかったような気がします。
遠いものから食べる→
https://byakuren-an.hatenablog.com/entry/2024/01/06/070153
世間的に言うと、脳ミソこじらせてます。