科学の進んだこの時代に因縁めいた事を言うのもビミョーなのだけど、佛様の功徳を説くならお試し側も説くべきだと私は、常日頃から思う処ありまして、白蛇さんたちの奇妙な行動も相まって書く事にしました。
私は佛様の功徳から始まった安心信仰ではなく、若気の至りで祟られて始まった『嘆願信仰』が原点ですから、語れば驚くような恐ろしい体験を数多くしています。
話せばアホか、妄想だと言われかねない。
私の体験だけで特番組めるほど厳しい体験を沢山したと思ってます(笑)
暗闇から抜け出す為の信仰から、今はやっと平穏な信仰へと辿り着いただけのもの。
佛様の功徳か実際にあるように、思い残しの想念のお訓しも実際にありますよ。
プラスがあってマイナスが無いはずはない。
昼があるなら夜があり、吉があるなら凶がある。
光のある処に影はでき、影があるなら光があると言う事。
陽極まれば陰となり陰極まれば陽となる。
どちらも一方を否定出来ない。
どちらの功徳もお訓しも本当は一対、セットなのだから片側を信じ語るのは私には出来ない。
人の信仰心が佛様を呼び起こすなら、人の悲しみや恨みの念が執着となり地獄と化す。
拙庵では毘沙門天王様の奥様の吉祥天女様を祀ると同じように、黒慈(黒耳)天女様も大切にお祀りさせて頂いています。
慈悲の心からの信仰もあれば呪う怨念から、時間をかけ暖かい信仰へ転じることもあるでしょう。
呪う苦しみの心にも菩薩ありと信じて魔物みたいな人間の駄目な部分にも、寛容な心で毘沙門天王様は微笑んでくださっていると思います。
あ〜ちなみに昔の解説書によれば、黒耳天様は地獄の閻魔大王様の第三夫人らしいですよ〜。
陰の塊みたいなのが飛び出したのが観えても何も出来ない。
私に力なき事がこれほど歯痒い数日。
陰が極まりきってしまえば良いのだろうが、極まるには足りないだろうねぇ。
おんべいしらまんだやそわか
おんまかしりやえいそわか
おんぜんにしえいそわか
あと黒耳天様って大黒天様と仲良しなんですよ〜。