毘沙門天王様からの証拠の残る、初めてのサプライズプレゼントは1998年7月3日の朝刊でした。
毎年7月3日と言えば、信貴山毘沙門天王出現大祭と言って、日本に初めて毘沙門天王様が降臨された日とされています。
ですからこの日は特別なお祝いムードな信貴山で、私は毘沙門天王様の熱~いアプローチに射ぬかれたようでした。
当時は脇目を振ることもなく、お不動様にゾッコン。
約2年間毎月京都の宇治田原町の寺院で行われていた、佛様と私、と言う壁画イベントに参加させて頂くために、距離はあったけど、御縁を頂いた信貴山に泊めて頂き、朝勤行が終わると宇治田原町に向かって出発、晴れてれば絵を描き、雨に降られたりたまには?清水寺などでお詣りしたりし、夕方には信貴山に戻り下膳などの下働きをさせて頂いていました。
もちろんその時に描いた絵はお不動様。
でも、毘沙門天王様の不思議は、チョイチョイ見せて頂く事もありましたが、よく【本命はお不動様、浮気相手が毘沙門天さんかな?】とかアホな事言ってました(笑)
で、本題に戻りますと、たまたまの偶然ではありますが、私の描いたお不動様が読売新聞の一面にカラー掲載!
日付は7月3日毘沙門天王様からのサプライズだよね~
なんか、毘沙門天王様の熱いアプローチに負けて【本命はお不動様、浮気相手が毘沙門さんって言ってたけど、浮気相手の方が善くなっちゃうパターンありあり?】とか更にアホな事言ってました。(実際の人生では幸か不幸かモテませんので浮気したことはありません)
でも、毘沙門天王様が私と一緒に修行してくださるって言うなら、それも悪くないな、とか、こんな私を見放さず選んでくれたんだから、こんな光栄なことないし、崖っぷち頚の皮一枚みたいな人生送ってる私の、この手を掴もうと手を差し伸べてくださるなら、その手を掴まないなんてのは傲慢だな、と思い今は毘沙門天王様にお仕えさせて頂く腹を決めました。
天部の佛様は善く親しみ、人間の痛みを善く理解してくださるから、安心してお任せが出来る。
1998年毘沙門さんの日にサプライズでした。
荷物整理してたら新聞出てきて、懐かしく当時を思い出しました。
毘沙門天王様って紳士よね~。
サクッとサプライズをくださいます。
おん べいしらまんだや そわか
右下のお不動様です。