私の庵では理趣分のお陰様で魔物らしい魔物は最近見かけなくなりました。
しかし私は若い頃に知り合った知人の中に最強の、この世のものとは思えない魔物が数人います。
その中でも一番二番に魔物な知人に流石に愛想尽きて、関わりを後悔して距離を取ったことがありました。
簡単に言うと最強に男癖が悪い。
当時バイクに乗って旅していたこともあり、バイク仲間の男性たちや、私の知り合いの男性が次々と彼女の餌食となっていきました。
その知り合いだけでもざっと30人位かしらね?
笑えない程の知人が人類みな兄弟、になっていったのね。
まぁ、オトコってバカね、と言う呆れモードだった。
その中でも比較的仲の良かったオトコ友達に聞いてみたことがあったの。
そしたら『●●ちゃんは女神様なんだよ。○○ちゃんの知り合いだって言うだけでヤラせてるよ』って言われて唖然とした。
●●はその子の名前、○○は私の名前。
解せない私はその子に『なんで私の知り合いの男友達をみんな兄弟にさせているのか?』と尋ねると『○○ちゃんに男友達がいるのが許せない』と言われビックリしたものだった。
私はただバイク乗りで同じ趣味の仲間がいただけで、まったく馬鹿にされている、と思う程馬鹿な理由に呆れた(笑)
なんなら私は女として見られてないしただのバイカーだっただけ(笑)
呆れすぎて笑ってしまった。
こんな事を言われても普通友達でいられる?
でもそういう知り合いとは距離を持ちたいと思ったの仕方ないでしょ。
ハッキリ言うなら見放したんだね。
でも心の何処かでちょっとは心配していたのかもね。
そう、なんだかんだ言っても引っかかってはいた。
だって三界萬霊には、救い難い魂も含まれる。
見放した事をチョッピリ後悔していたが、やっぱり受け取り側が、受け取れる環境に無いと、仇となるだけなんだね〜。
なんで敵視されたかも解せないままに、その後彼女に色々ご不幸があったことを聞いて心配してみたものの、すぐには受け入れる事が難しいだろうと、数年かけて付かず離れず距離を持ちながらやってきた。
過去に何故か敵視され、それでも手を伸ばしてみても、振りほどかれ更に周りじゅうに放火されるような事されても、【私か持ってる因縁、業がそうさせるんだろうな】と諦め、こう言う修行なんだろうなぁ、とも思う。
けど、あまり穏やかじゃないね。
私だけならともかく、非常識な態度を私の現在の知り合いにも、お世話になっている先生にもされ、本心はブチ切れ(笑)本心はもう縁を切りたい。
でも三界萬霊の精神でそんな救いにくい魂でも待てば、期が満ちる時が来るのだろうか?
何をされても許し怒らず投げ出さず待つ事が、この人との関わりでの修行なのかもしれない。と思うようにして荒れた気持ちを鎮めようと思う。
私がきっと今までの前世でそれを受ける程の悪業を積んでしまった因果応報なのだろうと、己を反省し悲しむ気持ちで耐えようかと思います。
でもあまりに失礼すぎで心の消化不良を感じます。
葛藤の渦巻く中でモヤモヤしています。
久しぶりに気分の良くない修行です。