『ご供養の行列はこちらへ』と映画館に招待される。
私が先頭。二人の修行者さんと、細く長くお世話になっている先生(妄想家族兄)が後ろにいらっしゃる。
四人で進む。
受付でチケットを見せると、複数の人と知り合いのお坊様が受付で入れずにいる。
受付に溜まっている人達に軽く挨拶してると、中にどうぞと言われ、先生(妄想家族兄)を先頭に代えていくが、よくみたら荷物沢山なので『私たちが持ちますから中へ』と入って頂くに続き、修行者さんたちと、その荷物を分けて持つけど、『わー軽々持ってたけど結構荷物あるなぁ、準備8割職人だなぁ』と
、いくつもの荷物を肩から下げる。
中に入れてもらう時には背が縮むかと思う程の荷物になってる。
このゲートの中に入ったところで、
『受け取ってもらえるまでになるには、こんな大荷物になるほどの準備が必要なんだな』
と感心したところで、おしまい。
簡単に供養と思ってもお取り次ぎの通訳を、相手が受け入れるか否かは別問題。
受け取ってもらえるには、真面目な精進あるのみなんだなぁ。と、この先生の数パーセントをも精進出来ない自分がいるけど、先ずは何も出来なくとも合掌するのと同じ。
千里の道を歩くのも、誰でも最初の一歩から。
遠くても歩みを止めない事だけが、前に進める秘訣なんだなぁ、と染々。
さ、も一回寝よう。おやすみなさい。