白蓮庵のブログ

群馬大好きおババ 七合目の行者悠眞 白蛇くぅチャン♪るぅチャン♪とのラブリーな生活や大自然との共生、お詣り報告やファンタジーワールドIF愉快な仲間たちとの修行体験記。ほぼ雑談。いや、ほぼ食べ物の話かも。

正しい御縁がつきますように。

私の処のお客様は99%女性です。

今まで約30年様々なご相談を伺う機会がありました。

もちろん1回こっきりで来なくなる人もいれば、いまだに約30年近くきていらっしゃる方もいる。

その中でも、❮あーあの娘どうしたかな❯とか❮その後どうしたかな❯と思いおこすお客様がいます。

もちろん私に会いに来なくなったと言うことは、それなりに順調な人生を送っているか、その逆すぎるか、別に波長の合う先生に巡り合えたか?と言うことなんだと思います。

 

私が近頃どうしてるか気になっているお客様は、若くして子供を産んだけど、重い障害を持って娘さんが産まれたとのことで、産んで退院と同時に子供を施設に預け、既に何年も一度も会ったことがないし、この先も逢いに行くつもりは無いと言っていた。

今も生死の別もわからないと言うことを、おっしゃっていた。

あの娘は娘に会っただろうか?

娘はあの後、母に抱いてもらえただろうか?

顔を見合わせて微笑む事が叶っただろうか?

何年経っても忘れる事の出来ない相談だよね。

 

もうひとつは大きく成長した6ヶ月だったり、7ヶ月だか、8ヶ月の時に死産を選択したお客様。

しかもこれは複数の女性で、何度か聞くことのある話であった。

その選択をした母親一人一人に理由はあったのだろうが、一度も暖かい母に抱かれる事もなく、冷たい墓石の下に眠らなければならなかったその子供は、今どうしているのだろうか?

次の輪廻に乗れた感じもしない。

せめて供養は続けて欲しいと思うが、それも叶わないことなんだろうね。

 

 

何度も何度も堕胎を繰り返す人も、想像以上に多い。

中には同意書にサインしてくれる名義貸しのパートナーまでご丁寧にいた方もいた。

さすがに10回を越えても懲りもせず、反省せずの繰り返しをしている方は出禁にしたことがあった。

 

 

女性は僧階を得ると348戒となり、男性より約98戒多く業があると言う。

ま、わかるような気がします。

私はこの話を聞いて知っているのに、ろくな供養もしてやれない。

私はしっかり精進して、法を授からなければならない理由がある。

 

諦めた子供の供養すらせず、しても一回こっきりとかで、不妊治療してます、子供授かれますか?と聞かれても私は何と答えれば善いのだろうね?

医療の発展に伴う弊害のひとつだと私は悲しくなります。

地蔵和讃でも聞いてくだされば本人、少し考え変えてくださりましょうか?

せめて慰めになるよう、ご供養はしてほしいと思います。


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拙庵にサプライズで来てくださったお地蔵。

このお地蔵様が働きたくて動いているんだね。

私の不甲斐なさにご自分が動きはじめられたご様子。

このタイミングでお地蔵様と光明真言の版木が手に入ったことは、私の使命とも思います。