【その他大勢の魂】
私は脇役の魂がいつも気になっている。
大概どの時代劇ドラマも、あっさり死ぬのはその他大勢。
主役はだいたい死なない。
死んでも供養される。
なんなら、伝承になって、場合によっては、神様、佛様として祀られる。
何処の刑場でも、本人を感じる事は極稀で、残っているのは、その方の親戚や関係者、なんなら、まったく関係者でもないのに、たまたまその時、その側を通過しただけで、巻き添えとなり、無念を残す魂。
スポットライトがあたらない脇役の人生は、誰も振り返らない。
たぶん、三界萬霊は、そんな脇役の皆様にも明るい光の森へと導く、大きなチャンスなのだと思います。
だから必要なのだと思います。
私は自分が、その他大勢の配役で生きている人間なので、主役ではない魂に共鳴しやすい。
だから、私に出来ることを増やして、脇役の皆様も、もう自分を責めず、護れなかったと、悔いを残さず、自分を赦して、次の世にお役目を移して欲しいと、心から願います。
だから、私は、引き剥がした後のご供養がしたいのだと、ハッキリと目標が見えているので、どうしてもそのあたりが執着になって表在化する。
私の欲であり、弱さでもある。
私は刑場跡地でも、どこでも、現在忘れさられている魂に共鳴すれば、およその処では拙く申し訳程度の法楽しかあげられないが、精一杯読経してくる。
だからね。
先日、『たくさん集まり過ぎてて、具合が悪くなる』と、おっしゃっていた方は本物だと思ってますよ。
私は佛様と、若い時に約束したのにも関わらず、子育てだ、普通の人として生き直すだと、サボってきた間にも、『私に乗れるなら私がお寺行く時、一緒に行こう』と、つれ歩くことを願ったのだから、魂の運び屋が本職かもしれません。
たくさん来て頂ける事を幸せと思っている。
これで、きっちり上げてあげられる人になれれば、もっと善いけど、今は吸われる課題を丁寧に、クリアに向けて、一巻ずつ読ませて頂くことと、私に出来る拙い法楽だけで進むしかないのね。
クリアしたからと言って、その先は曇りガラスの向こうですけど。
スポットライトの当たらぬ処にも、ドラマは演じられ、それぞれに人生があった。
忘れ去られた者にも、心があった。
最高に素敵なお地蔵様が庵に来てくれたから、ずっと伺ってみたかったけど、数が沢山過ぎて、刑場の方は伺えたけど、今まで伺えなかったお墓の方に、やっと伺えました。
子分さんたちと心のお話しに行ってきました♪
でも、未だに強烈なファンクラブがある親分さんて、スゴい方だったのでしょうね！
感動しました♪
私が当時の人間だったら、きっと、私もファンクラブに入ってたかもしれませんよ。
皆様が無事、次の世に旅立ち、親分さんを安心させてあげられるように、精一杯三界萬霊に心を寄せ、祈らせて頂きます。
まぁ、これも願海様の調査の一部に、墓石削って飲む風習がある話で、忠次親分さんの墓石が削られていることを、私自身が伝承としての情報しかなかったので、お写真を頂きたかったから、どうしても来たかったのです。
お地蔵様のおかげさまで、私ごときでも立ち入らせて頂けました。
感謝してます。
本当にお母さんだわ♪
あ、これ読んでくださってる方も、残っちゃったみんなが悔いや、償いからの妄執から解放されることを、一緒に願ってくださると嬉しいです。
ありがとうございます。
感謝します。
