私は母の日の思い出は、あまり善くないものばかりだ。
でも今は別に仲が悪い訳でもなければ、憎しみあっている事もない。
一緒に暮らしていると、未熟な私はイライラしてしまうことがあるが、どちらかと言えば仲が善い方だと思っている。
しかも毘沙門天王様とのお約束があるから、イライラしてしまう時には『佛説父母恩重経』を丁寧に黙読することにしている。
日本で作られたというこのお経は、毘沙門天王様の信仰をする上で、大変助けとなるものだと思ってます。
私の母の日の思い出のひとつをお話すると、10代の時、なけなしのこづかいで色々考えてかわいい割烹着をプレゼントした。
かえって来た言葉は『まだ仕事をさせようてのか。しかもこんなミットもない派手なの、いらない』と投げ出されて、そのまま、数ヶ月そこにあった。
それ以来、うちの母の日はちょっと贅沢な食べ物を買っておく程度で済ませている。
しかし、花咲ババァな事を知っている、拙庵に数年、毎週通って自律訓練法などのメンタルトレーニング(在家としてのお仕事の一部に衛生工学衛生管理者の資格を保持しています)や、合掌行などの修練を続けている方から、毎年花が私の母に届く。
母もこの方からの母の日と、年末の花の贈り物は楽しみな様子で、センスの合う人と、あわない人では家族よりも時として幸せを共有出来るものだと、感心している。
今年はこんな不思議な花弁をつける紫陽花が届いた。
ありがたいことです。
感謝します!