アニメ キングダムを観ていてつくづく思う事があります。
『ヤバイよね、今の日本はほぼ天界だ』
『いると馴染んで気付けない天界トラップ』
そう、そればかり考えています。
何日も何日も戦いのために歩き、捨駒にされる兵士の魂。
簡単に『半分近い兵力を失った』と言うけど戦線離脱した者は負傷した訳で、ろくな食事もしていなかったものは、回復が遅れ菌に侵され命を落とすかもしれない。
そもそも討死、戦死している。
そう、自分にも家族があり敵にも家族があったし、誰かの大切な人であったという事。
置いてきた家族の安否すらわからず。
またその逆も然り尚の事、待つ家族は戦士となったモノの安否を知る事なく、数ヶ月の時を過ごさねばならない。
一番ツライのは大切な人が無事に微笑んでいられているのか、わからない事。
戦いに行っているのだから、そもそも微笑んでいられない。
その中でも小さな喜びを感じ心安らぐ時を持てているのか、待つ側の人間は祈る事しか出来ない。
私は少し心配性なのか小僧さんの帰りが必要以上に遅くなると、あれやこれや心配してしまう事もある。
たった一日のうちでもそんな調子です。
戦いに出て行き戦士となった家族、安否不明が何ヶ月も続くキングダムのアニメの中と、今の時代を比べる事は出来ないけれど、ある程度史実に沿った作話だと言う事を、私達は忘れて観賞してはならないと思いました。
場所は違えども、そういう幾つもの犠牲の上に私達の幸せは築かれているのですね。
愛する人が幸せでいてくれるなら、無事に微笑んでいられているなら、もうそれだけで幸せなんだなぁ。と染染と思います。
安否がわかるだけで心が温まります。
文通で一ヶ月、固定電話で数日、ポケベルで一日、携帯電話で数時間、ラインで既読スルーと騒ぐ。
待つ事に不慣れになった私達にはどんな修行より、修行となる題材が転がっているのか染染考えながら、やっぱり信はテンとかな?とかキョウカイとかな?とか、あの秦国乱入の時の侍女ってパターンもありだな、とか時代的にはどっちもってパターンか?とか、オバチャンは昼ドラ方向にも妄想を走らせます(笑)
続きが楽しみです♪
チャンチャン