大きな香炉に赤青黄色緑に紫、茶色に黒にオレンジ、ピンクに薔薇色などの様々な線香がささっている。
しかも壇上に置かれた大きな香炉。
導師もいるが、見たことのないお坊様。
しかも、『いらない線香はこちらにいれて』と足元にある一斗缶を教えられるので、中を覗くと茶色と黒の線香が無造作に入れられている。
香炉に目を戻すと香炉のフチにまでカラフルな線香が立てられており、器用に落ちずに立っている。
すごいな。と思ってみたがどれも煙が上がっていない。
火はついていないのだね。
そう思った処でおしまい。