白蓮庵のブログ

群馬大好きおババ 七合目の行者悠眞 白蛇くぅチャン♪るぅチャン♪とのラブリーな生活や大自然との共生、お詣り報告やファンタジーワールドIF愉快な仲間たちとの修行体験記。ほぼ雑談。いや、ほぼ食べ物の話かも。

その大泣きは演技か?

私の庵もグダグタ時代を入れれば29年ちょっと。

まぁ少ないが数人は出禁にした方もいる。

地獄でも救う佛あるならば、どんな相談でも相手しなければ偽物だとも、思っていた時代もあったが、今は以前よりは厳しいかもしれない。

御断りする事もある。

 

他はあまり知らないが私の庵の出禁は、本当に人間として、係わりたくないと思わざる終えない出禁がほとんど。

 

例えば相談にきて過去の堕胎ではなく、進行形の堕胎話が3回、4回と重なる方は『そのお腹の子を殺したら出禁、二度と私に連絡しないでください』と数人が宣告され出禁となった人も、産んでシングルでいまだに来ている人も色々な方がいる。

中には数を聞いて堕胎が10回を越える人もいて、もう卒倒しそうな自分に聞くのも修行、と言い聞かせ、その方の身体の頑丈に恐れ入った事もある。

ぶっちゃけ寺院で断られたような方も多く見えていた。

言えないような、かなりの悪業三昧の方もいました。

ちゃんとした普通のお坊様が聞いたらショック死するかもね。

 

でね。この方は大泣きして見せてくれて『先生と縁が切れちゃって見離されてお会いしてもらえないかと思ってました~』って言ってた。

なんで出禁にしたかと言えば、私の知り合い寺院に勝手に安く葬儀してもらって、お骨は寺院に何年も預けたままバックレて、挙げ句に安く葬儀は約束だけで、何年も一円も支払ってなかった事を私が知った時に、『払うまで出禁』と宣告したのですが、今年連絡してきた。

支払い終わったのかと、一応予約を入れて鑑定させて頂いた。

珍しく来年は善い星が出るようだったが、やはり一部しか葬儀代は支払ってないらしい。

予約して来たのは、ちょっと日本語理解出来てなかっただけらしい。

 

甘いと言われれば超甘いと思います。

でも印施された経本をお渡ししてみた。

『これはお守りではない、読まなければただの紙切れになってしまう、お金の無い人も信仰出来るようにと、心を込めてプレゼントしてくれた方に報いるように、しっかり少しずつでも良いから読んで自分が変われるよう努力してください』とお伝えしました。

 

何度ダメでも、それでも人を信じてみたいと毘沙門天王様は言うはずです。

何度騙されて裏切られても、嘘でもその人が少しでも懺悔する気持ちを持つなら、地獄にでも助けに行く佛様は、遠ざかって見えても見離さないはずです。

 

だから私は赦しがたいと本当は思う人でも、心から反省していれば、心から反省しているフリでも、する気持ちがあるなら、信じてみようと思います。

 

私は忘却の業を持てる人でいたいと思います。

でも、正直しんどいと思う相談もあるよね。

 


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