私は寺院には大きく分けて二種類の寺院があると考えています。
御祈祷寺院は赤い熨斗。
不祝儀寺院は黒い熨斗。
私は信貴山の弟子ですから赤い熨斗の寺院の所属です。
赤い熨斗の寺院も、場合によって稀に黒い熨斗の行事がある場合もありますが、基本的にはミックス出来ないと教えてもらって来ましたし、一般の葬儀すら毛孔が拒絶して伺うことすら出来ない場合がほとんどの私は、黒い熨斗の寺院があまり得意ではありません。
貪欲、強欲がうずまくとしても御祈祷寺院がしっくり来ます。
ぶっちゃけ、信貴山のあの、トロミのあるような渦巻く紫色のエネルギーが御山全体を包む感じがたまらなく好き。
貪欲強欲もエネルギーにして行く感じが、性格に合うのでしょうね。
元来が夜叉あがりみたいなモンです。
私はオーラ観としては、弱いのだと思います。
色の数が少ない。だから善くても8色位までしか感じる事が出来ません。
オーラを専門に観ていらっしゃる方と比べると、色のパターンが少ないのです。
だから、カラフルに観られる方がちょっと羨ましいと感じる事も多々あります。
で、話はそれましたが、黒い熨斗の行事が増えれば増えるほど濃紺なエネルギーが溜まって行く。
もう赤い熨斗も墨汁で染めたような熨斗にしか見えなくなります。
熨斗だけでなく、集う人々まで墨汁に染められてしまう。
どんなに真面目で一生懸命お勤めしようと、真面目であればある程、墨汁をぶちまけたようになって行く。
『はじめは一ミリのズレでも、修行が進めば進む程、違うものにしかならない。』
と先日改めて研修で言われた時には、❮毘沙門天王様からの伝言かな❯と思う程ハッとさせられました。
本当に残念だと思わざるを得ない事もおきます。
バランスが崩れるって言うのは、こういう事をいうのでしょうね。
諸先生方のブログを拝読させて頂いても、近い事を書かれていらっしゃる。
もちろんバカな私と違って分かりやすく書かれていらっしゃる。
御祈祷は御祈祷専門の処でお願いしたいものです。