28日は仕事で行けないので27日に参拝。
この質素な感じが大好きです。
お不動さまは青黒の形を現じ。
毘沙門天王様は塵垢の着物に染め成せり。
もともとインドでは、糞掃衣(ふんぞうえ)と言う考え方があり、御遺体から頂くこともあるボロ袈裟でお仕えする。
何歩か譲って観音様や菩薩様にお仕えしているならともかく、お不動様や毘沙門天様にお仕えする身で、キラキラ着飾ってお取り次ぎなんてあり得ませんわ。
参考(コトバンク)
https://kotobank.jp/word/%E7%B3%9E%E6%8E%83%E8%A1%A3-128577
国宝信貴山縁起絵巻に糞掃衣に類する事柄が出てくるからなのかは不明ですが、御世辞にも豪華と程遠い質素な衣や袈裟を大切に使われている方の多い、信貴山千手院の先輩方を見ていると佛様の声をしっかり聴きながら、毘沙門天王様に丁寧にお取り次ぎしてくれてるんだなぁ~と安心します。
私はここの弟子としてもらえたことに感謝するばかりです。