昨日友人とお稲荷様について話していた。
私の観立てでは、この人のご先祖様の一人が、その昔大切に祀られていた社で、廃仏毀釈の令により、御佛像を泣く泣く焼き捨てる処の映像を観せて頂いていた。
そんなことは日本各地であったはず。
なぜ、これだけ未だに?と訪ねると、ごもっともな返事を頂き、納得しそれ以上を私はお頼みする事が出来なかった。
【信仰無きものが打ち捨てるなら、ただの材木、しかしこの者は泣きながら我を火に投じた、約束も全て無かったことにした】と言われて立ち去られた。
たぶん、泣きながらキャンプファイアしている姿は、神佛集合の修験のお姿をされているので、お祖父様か曾祖父あたりの細身長身のご先祖様の事を言っていると思いました。
私は長らく信仰を最低限に落とし、まともな行を行う事もなく、ボンヤリ生きてきた代償で、残念なことに、今現在の私は神佛様から観せて頂けるレベルは、本当に希薄で、友人が困っていようと、それ以上を観せて頂くことはできなかった。
しかし、尊敬する先生に観て頂いた処、『焼け出された狐さんがいる』との御言葉を頂く事が出来た。
もちろん私の観立ては一切話していない。
両方を知っているのは私と本人たちだけ。
両方を擦り合わせれば、焼け出されたのはダキニ天様であったのだろうと、思っています。
何度か、私の処の雪峰さんという、お稲荷様を通じて、お話しを試みたが一度お名前らしきものを名乗られて、それ以上はわからなかった。
本人にはその時名前らしき言葉はお伝えした。
で、昨日の話というのが、私の庵が一般の方もお詣り出来るような、行者小屋や、寺院のように出来たら、今建立に関わってくださっている方にまつわる、社を無くしても、それぞれを護るお眷族様たちを祀り直そう、稲荷信仰に対する偏見を正して行こうね!という計画がある話をした。
もちろん彼女を護って貰わねばならない。
その暁には名前を名乗って貰えれば、御礼詣りとして、祀り直そうと、話していた処、今朝の夢で『やおい』と申され立ち去られたお稲荷様がいました。
その後続に、おびただしい数の着物姿のお狐様の大行列があり、一山に続く。
これほどの、お稲荷様が社を無くし、未だに人の役に立とうと待っていてくださるのに、私たちは稲荷信仰に誤解と偏見を持っている。
まぁ、私も数年前まで、お稲荷様が怖かった。
細く長くご指導頂いている先生が、数年前にお稲荷様とお聖天様の信仰を強められた話を聞いた時は、ビックリしたし、心配な気持ちを持った程、私も偏見に満ち溢れていた。
しかも毎月伏見様詣りする程、お稲荷様LOVEだったことに、目が点でした(笑)
今はお気持ちわかります。
だから普通の人が、刷り込まれた情報で間違った認識を持っていても、仕方ないことだと思います。
でも、間違いに気付いたら正して、赦して行くのが佛様のご意志と、私は信じています。
夢の中の話でも、お稲荷の大行列に、気が遠くなりますが、少しずつご縁の繋がった処から、私に出来ることを勤めさせて、頂きます。
しかーし、毘沙門天王様のお道場ですからね。
あくまでも、毘沙門天王様が一番。
弁才天様も、大黒天様も、その他も、いっぱいいっぱい、既にお祀りしているから、新しくお訪ねくださるお稲荷様をメインとか無いです。
あくまでも、毘沙門天王様をおささえくださるなら、私ごときの処でお休みしてってくださるのは、嬉しいですけど、お帰りになれる時にはお帰りくださると善いなぁ、と思っております。
めちゃ大行列でビビる。
夢でもビビるレベルの数でした(笑)