物事には本当にタイミングが大切だと思っています。
先日こんな話がありました。
『具合悪い』
どした?
『胃が痛いみたい』
本当に胃?
【胃が痛いと訴えるが実際は心筋梗塞で、胃腸科に運ばれてそのまま還らぬ人となり、循環器に運ばれていたらせめて死に目に会えたかも?】と二日前に、とある未亡人の方とお話を聞かせて頂いたばかり。
既往に心不全、不整脈の診断かある人なのでまず循環器を受診させようと考えたが、土曜日の昼過ぎ。
やっているクリニックは群馬の場合、土曜日は午前で終了のところがほとんど。
管轄の消防署のテレホン案内に電話をして症状を話した処、ある救急病院を案内される。
電話するが受け入れ不可との返答て再度、別のエリアの消防署のテレホン案内に相談。
別の救急病院を案内され電話するが受け入れ出来無いと言われ、再度テレホン案内に電話すると『救急車呼んで探しましょうか』と言われるも本人は救急車はイヤだと言う。
確かに呼ぶほど悪いか迷う状態。
しゃべれるし立てるし。
それから土曜日午後でもやっているクリニックを探し電話し確認するが、予約のある人のみの診察だったり、再診のみの受付で初診で受診可能な処はなかなか見つからない。
やっと土曜日午後やっていて循環器内科を掲げているクリニックで、初診でも診てくれる処が見つかり伺う。
心臓も血液では若干数字が悪いが救急搬送するほどかと言われると、、、でも大丈夫かと言われると、、、とイマイチはっきりしない。
いくつかの検査の合間に便意かありトイレに連れて行く。
トイレに行くとかなり赤い。下血だわね。
すぐに検査をしてもらうと鮮血反応があり、そのクリニックから先程断られた救急病院に問い合わせしてもらうと、受け入れがすんなり決まった。
クリニックから搬送され救急病院で検査が始まるが約5時間決定的な診断がつかず、『ビミョーなので別の医師に画像を送ったからしばらくお待ちを』と説明をされ、点滴で様子を見ているがハッキリした所見と診断出来るか難しいと言う。
そうこうしていると吐血があり症状がみるみる悪化してゆく。
しばらくすると『外科の先生が今戻ってきてます』もう夜中なのに、戻ってきてくれて確認してくれると言う。
しばらくして呼ばれまして『小腸が捻れて壊死が始まっています、このままにすれば亡くなります』
え?さらっと亡くなります?(笑)
緊急手術となりました。
切り取った小腸は約40センチ。
ニ時間の予定と言っていましたが四時間程度かかりました。
せっかくなので切った小腸見せてもらいながら説明を聞きました。
切った半分はどす黒い紫色に変わり、その半分は憩室があったり癒着した痕跡かありました。
ちょっと斎藤工似のイケメン先生(マスクしてるから目だけしかわからないけど)寝ずに仕事してくれました。
術後の経過も良くリハビリもうまく進み、驚異の10日で日常に戻してくれました。
普通の人で二週間、年齢高いからもう少しかかるかな?って言われてましたがまさかの短縮(笑)
『制限はコーヒーと炭酸飲料を控えめに』と言うものだけで、他は一切日常(笑)
あの時早すぎても診断つかず、遅くても助からなかっただろうと思うと、お任せした人生と言うのは成るべくして成り、在るべくして在る。そういう事なのだと感心致しました。
なかなか受け入れ先が見つからなかった時には、焦ったし命運まさか尽きているのかとも思いました。
流石に数え90歳なので覚悟もしているつもりだけど【天寿がここまでなら仕方ないけど、まだ連れて行かないで欲しいと思っちゃうよ】と御本尊様方には相談しちゃいましたけど♡
まだ修行が足りぬとお返しくださった♪
ありがたや〜ありがたや〜
うちのチーム毘沙門やり手でしょ〜♪
それにお世話になってる先生も心配してくれて、毎日お加持してくれてましたのも大きいですねぇ。やっぱり真面目な方の通訳は善く届く♪
あぁ、これ拙母の実体験、今日お陰様で退院してきました〜♪
ジェントルマンな毘沙門天王様に皆様もお逢いに信貴山千手院にお詣りください♪めちゃジェントルマンですから先回りしてサプライズくださいますよ♪
あー親孝行が足りぬとお返しくださった方かもぉねぇ(笑)