病院の個室に呼ばれた。
その人は家に帰って亡くなりたい希望があるらしい。
そのために連れて帰る算段と苦しみを取る祈りが家族達によって行われている。
そのため部屋を出て一人にしてしまった。
『あー目は離しちゃ駄目だ〜まだまだだ。』と思ったが帰れないと言う方向らしく、病室で祈りが続けられている。
どうやら患者さんはアフリカ系な見た目の印象ある外国の方のようだ。
家族は日本だか韓国だか中国だか分からないけど、東アジアのモンゴル系のように見える人達。
中にはインドっぽい感じの人もいる。
この家族は仏陀を信望する人々を象徴現した人選なのだろうね。
なぜ日本人と特定出来ないかと言えば、祈りの言葉がほとんど聴き取れない。
所々聴こえる祈りはどうやら梵語のようだから。
そして私に伝えるのはジェスチャーであり日本の手話でもない。
そして導師のようなエンジ色の袈裟って言うかサリーみたいな法衣を纏う眼鏡をかけた、ヨレヨレっぽい何処かで見たことのあるようなお祖父ちゃん先生?が、患者さんの下唇に塗香のような物を塗る。
そして胸に御札のような形をした見慣れた折紙の板のようなものを置く。
※注【不思議な事に拙庵では痛み因縁切の為の折紙御守を作っているのだか、その折紙の板のような御守であると気が付く。その作り方も実は不思議な事に夢で見た通りに作っているものです】
すると患者さんの表情がみるみる善くなり、顔色がお化粧したように優しく変わって行きました。
その時に何故か『化粧で化けても本当の化粧の真似事で嘘をつくことになるから、修行者は化粧しちゃ駄目なんだわな』と思いました。
どうも本当の化粧というのは神佛からの賜り物で血色を善くしてくれるらしいものなのだなぁ、、、と妙に納得しました。
佛様による化粧がされると言うことは彼岸の郷と繋がり、今世の痛みや苦しみから開放され、迎えられる準備なのだなぁ。と教えられた気分になったところで、おしまい。
昨日拙庵の模様替えをしていたら、しまい忘れていたチベット仏教の寺院のお土産だと言う、ネックレスになっている五輪塔の絵がプリントされたガラス細工が見つかり、ふと首にかけてみました。
なんだかとても変にシックリきて違和感なくしてられたので、そのままつけていました。
しばらくして急激な眠さがあり、ちょっと休憩と思いソファーでそのままグッスリ寝てしまい、そのネックレスをつけたまま寝ていました。
不思議な夢の中身は五輪塔からの掲示かもしれないと、ちょっとウキウキ♪
痛み除けの御守の使い方まで教えてもらえたのだと夢見る夢子ちゃんなオバちゃんは信じたい。