コタツで座椅子みたいに寄りかかるように座っている。
五体加持を数人が歌っている。
私以外はコタツには入っていない。
歌っているのは私を含め女性の声ばかり。
途中から身体が左右に揺れだし、激しさを増してくると顔がうつむき、ぐるぐると身体が左回りで腰を中心にして座椅子の存在などなかったかのように廻りだし、髪が驚くほど前に垂れ伸びだす。
まるで貞子だ(笑)
でもそんなに細見じゃない。
髪の毛の色が真っ黒で70センチ位ありそうなほど伸びている。(実際の私は生まれ付き明るい茶色の髪をしている)
『あれこれ私の身体じゃないのね』
ぐるぐるしながらも歌に合わせて、身体をよく見ると和服を着ている。
『あぁ、人形?』
そう思うと同時に
『お祓いされてるんだ、お祓いの最中?私?人形?』
♪地神も〜♪の辺りで身体のぐるぐるが収まり、♪♪終わると同時にピタリと止まった(笑)
すると長かった髪がスルスルといつもの長さに戻り顔をあげられるが『可愛がられ過ぎた人形の記憶なんだな〜』と思ったところで、おしまい。
起きた処でノドは渇くし若干揺れてるし久しぶりの感じ(笑)
話は変わるけど初めて五体加持祭文を聞いた時に懐かしく、かつ憶えていたように2〜3回聞いてほぼ歌えたのには驚いた。
護法様の記憶かな?
音源を車で流している時に息子を乗せたら、のたうち回るし叫ぶし『ギャー止めてくれ〜』と怒り出したかと思えば『ママ、ママお願いだから助けて』と懇願する有り様(笑)
最後は後部座席の床に挟まってた(笑)
あまりにのたうち回るし、服はやぶこうとするし、漫画のよう。
エクソシストかなにかを見ているかのようで私は大爆笑が止まらない。
五体加持祭文の威力を見せてもらいました。
小僧さんも相当もらいやすいくせに夜歩きしていたのがそれ以来、夜歩きせずに夜はゲームオタクに変身され夜遊びはほとんどしなくなりました。
あれほど大爆笑したのはこの人生で後にも先にもあれが最高点でしたね。
実際に錫杖振られた訳でもないのに、音源でお祓いされてしまう程度の魂魄が小僧さんに入っていたのに、どうもしてもやれなかった私のクズ加減にガッカリ。
まぁ血縁者は難しいってのもありますけど、それにしてもヒドイ。
本気で占い師なんて廃業しようかなぁ、と思ったら大本山付の庵にしてもらえた。
『あぁ、学ばなきゃいけないことがあるんだ』
そう思い、ゆっくり亀ですけど、与えて頂けた事に感謝をし日々精進です(*^_^*)
ん?もしかして今朝タダ働きした?(笑)
聞き直したら、まるっと不動祈り祭文までやったらしい(笑)