私は昔からお祓いとか御加持も、北風と太陽だと思っています。
無理に連行するようなお祓いは苦手。
もちろん私には応急処置みたいなお粗末なことしか出来ないので、最終的な『お預かり』は、適任の導師の方にお繋げすることが私の仕事のようなもの。
少し時間はかかっても、穏やかでお互いに納得の出来る解決法が見つかることを、常に願っています。
だから私は、北風を吹き付けて止まないような、強制連行するようなお祓いであったり、蓋して閉じ込めるようなお祓いは得意ではないので、太陽のように学びたいと欲っするのです。
太陽のような光明で照らし、暖かい気持ちで自らが苦しみの業火から抜け出てくるような、優しい心になれるようなお祓いをされる方を、心から尊敬します。
私の師僧も、余分となってしまっているモノを外す時は、まさに鬼のように強烈ですが、そのあとの穏やかさと言ったら暖かい光明の中に、魂、霊体を置き癒し根底から浄化をされる方です。
別宗派の先生ではありますが、余分となってしまっているモノを外す段階から、穏やかさと暖かさで大きく包みこむのを見て、お祓いと言うより霊体に包帯巻いて治療してあげるような、大きなバスタオルを広げて包みこむようなこの方も、本当にスゴいなぁ、と尊敬しています。
もちろん端から祓うと無縁で暖かい部屋に招きいれお接待し、どこまでもおもてなしの先生も本当、スゴいと思っています。
私は、この三人三種のそれぞれの方法は違えど、暖かい光明で包み混む太陽な想いの御加持が心地よく、私もこういう暖かい道を歩いて行きたいと思っています。
もともとの性格が夜叉ですから、穏やかさと優しさを学ばねばなりませんけど、暖かく照らしてあげられる人になりたいね~。
ハッキリとした目標を再認識出来たことは私の宝です。