私は今程一人キャンプが流行る前。
2003年頃から10年位、子育て最中に、休日には一人、または子供と二人でバイクに荷物をくくりつけ、キャンプして歩いた。
その頃は佛様への反抗期のようなものもあったと思う。
一番酷かったのは、信貴山のどか村で友人たちとキャンプしてたのに、信貴山に寄らず駐車場前で手を合わせただけで帰宅した。
それも含めて私らしいのだと思います。
子育てで精一杯だったけど、キャンプは行けた。
でもお詣りに行けなくなった時も経験したから、今の私がある。
時が満ちねばならない時もあることは誰よりも経験済みですよ。
ようは、かなりのダメ人間がベースです。
まぁ、このキャンプしている中でも不思議体験は一杯ありますから、いずれ書きますね。
面白いのはウミガメ産卵地での一人キャンプの話は、なかなか痺れます。
で、本題です。
私は葬式が大の苦手。
恐らく引導の時だろうね。
棺桶から一斉に魑魅魍魎百鬼夜行のような、妖怪みたいなのが飛び出すのを観てからビビりで基本的に葬儀には行けないのね。
今考えれば引導で、その棺の人を綺麗に出来た坊様は優秀だったのかも知れない。
でも、それを見ながら、
【黒い服きてるのは痛み分けなんだー】
と思った。
黒い参列者に魑魅魍魎百鬼夜行は吸い込まれて行く。
余程の事がない限り、葬儀には行くものじゃないな。と決意するに充分だった。
そんな中でも何人かの葬儀には伺うケースがあった。
もちろん❮痛み分け❯をちょうだいするつもりのある相手の葬儀しか行かない。
行こうと準備したり、行こうとしても、すげーヤベー生き方していた人の葬儀とか怖くて行けない事もある。
私は私の護法さんたちが、未熟者には気が早いと、お止め頂いていると信じている。
だから無理して行かず、行く方に香典お願いすることがほとんどです。
でね、数年前にキャンプ仲間の一人が亡くなったの。
その方の葬儀には行けた。
精一杯魑魅魍魎であろうと受け取れるものがあれば、受け取りたかったけど、記憶が間違っていなければ、読経などが無い❮お別れ会❯みたいな葬儀だった。
だから魑魅魍魎百鬼夜行みたいなのは出なかったし、私の記憶違いで読経した坊様は居たのかもしれないけど、百鬼夜行みたいなのは出来ない坊様だったと言うことですね。
で、その人が夢に出てきた。
なんだか、当時のスタイルだけど、小綺麗になってる。
お酒の飲み方が酷くてね。
暗くなる前から強い酒瓶片手にして。キャンプ盛り上がってくるとスピリタスで、口から火を吹いていた。
面白い人だったけど、みんな心配してたのですけどね。
朝のキャンプ場でボロ雑巾のように、朝露に濡れ丸まってよく、木の根元で寝てる姿を見かけた。
だから私の印象はボロ雑巾のゴンちゃん。
本名を知ったのは葬儀の席でした。
なんだか、小綺麗なゴンちゃんに、違和感あるけど、あちこちでお願いしている三界萬霊がめくりめぐってゴンちゃんにも届いたようで、嬉しかったです。
もうちょい私が出来ること増やしたいと思った朝でした!