これは抜けて軽くなる話ではありません。
剃髪して軽くなる話でもありません。
私はこの夏に、願海様が拝んでいらっしゃったお聖天様がお祀りされているとの事で、御縁繋ぎして頂いたお寺様で、浴油されたあとの御油で作られた石鹸を二つ頂いて帰ってきました。
その石鹸はとても大きく、友人にも分けてあげようと帰ってきて数日後、カッターで十文字に刃を入れ四つに切りました。
全部で八個になったわけです。
これで何人かに差し上げようと思いました。
その日の夕方、まさかの足の指をカッターで切りました。
その日の夜にまさかの足の指を机にぶつけて切れまして流血しました。
二つの石鹸に刃を入れたから二ヶ所切ったかな?と思える位、後にも先にもこの数十年でこの日だけ、足の指を切り流血しました。
もちろん傷は大したことありませんでしたが、よく拝まれている佛様の御浴油の石鹸を切るなんて罰当たりするものじゃないと、身をしっかり使って教えて頂けました。
口で教えて下さる先生がいない分、結構スパルタ式です。
頂いた日に同行していた他の方にも、この件をお伝えし、切らずに使うようにして頂きました。
それでね。
今日は何が話したいかと言うと、この石鹸で時折、全身を洗うわけです。
ちょっと疲れてきたなぁ、とか、今日は石鹸使わせて頂こう、と閃いた日はありがたく使わせて頂いています。
特に髪の毛をこの石鹸で洗うとキシキシはするけど、嘘のように軽くなっちゃって、まるっと抜けてないか不安になるほど、髪の毛を感じない位、超軽くなってしまうのです。
確かに髪の毛に依るものもあることは承知していますが、こんなに軽くなっちゃうとは、依ってたものは何処に行っちゃったのでしょう?
心配になってしまうほど、軽々になります。
特に今夜は超軽々になっちゃって鏡で見ちゃいました。
すごい威力で感謝するばかりです♪
ありがたや、ありがたや。
塩田平で願海様が拝んでいたお聖天様は、現在こちらの寺院で大切にお祀りされていらっしゃるとのことでした。