♪行きは善い善い帰りは怖い♪
いやいや、行きから怖かったですよ。
でも帰りは、そのレベルじゃない。
でも、お人様に迷惑かけられないし、この体重の人、万が一があっても誰かが下ろすなんて、担当しちゃった人が人生最大の試練、捨身修行になっちゃうから、絶対に怪我出来ないし。
もうコロナ禍だろうが、全ての木も、草も、岩も、石も、ぜ~んぶ掴まなきゃ降りてこれない。
もう、枝があるだけで嬉しい。
根や岩があるだけで、それ以上は滑らない。
ペンギンの横歩きみたいにしか、歩けないし、軽石の砂利で滑るわ、粘土質な泥で滑るわ、体重おもいわ、手の力はいらないわ、距離長いわ、足かくかくするわ、一瞬でも気を抜けばサクッとよろけるし、心身共に鍛えられました。
鎖場から降りてきたら太陽が差し込みパチリ。
ちょっと元気になった気分で歩き出す。
ながーい道のり。
途中、山岳会の親切な方に色々な山のお話を聞かせて頂きました。
やっと神社に戻ってきた時には、ズボンはドロドロ、滑って手をついて、ドロドロとアザ。
ヤマビルに食われ流血してるわ、枝に引っ掛かり、ヨレヨレの髪の毛は、汗でビショビショ。
足も手も背中も、尻も筋肉痛がヒドイ。
なんか、命辛々どっかから逃げてきた人みたいなズタボロでお詣りさせて頂きました。
ごめんなさい。
で、裏に回って天狗社へ、小さい声でご法楽。
法楽終わった瞬間に、足の痛みが嘘のように消えました!
境内にいた数分は痛くなかったのですが、階段下では、またしても筋肉の存在感が凄かったです。
先ほど山で出会った山岳会の方が山から戻られ、境内から神社敷地の色々な見所教えてくださいました。
ま、書いてあった時間は片道70分。
馴れた方は往復3時間なのでしょうね。
で、私達は6時30分に出発して、14時30分に降りてこれました。
次回があるとすれば、、、
●滑り止め手袋
●滑らない靴
●肘当て
●膝当て
●お尻の頑丈なズボン
●ヘルメット
で行きます。
あまりにドロドロだからズボン手洗いしたら、ヤッパリお尻5センチ位破けてました。
鎖場で滑った時に右足が外れそうになった時、ダメな音がしてたもの。
滑り台みたいに、お尻で滑って降りたところも何ヵ所もあったわよ。
だからね、予想はしてたわよ。
破けてるって。
あー全身が痛い。
文化財保護の寄進すると、お箸を授与してくださいました。