今朝、3時30分位からお地蔵様がメチャクチャ【拝めや拝め】と伝わって来る意識。
お地蔵様は明け方前から拝むのが善いとのこともあり、私が毘沙門信仰で寅の刻に拝む事も良くあるので、抵抗無くお供えしなおし、拝み始める。
手近にあった延命地蔵経を入れて読む。
拙庵のお地蔵様だけじゃない気配。
あーやっぱりね。と思った。
実は先日、寺族の方から依頼され、とある寺院の護摩堂の鑑定に伺いました。
ご住職様にご挨拶して、ご依頼のあった護摩堂へ。
行った時に、六地蔵すべて頭部がもがれていたりして、外佛のお地蔵様も、気になったが私ごときか出来る事も少なく、そのままご真言をお唱えするのみで、何もしてやれなかった。
もちろん護摩堂に関しては出来る限りのお伝えをし、本来なら、どなたか然るべき方に拝み直して頂いて〆たい処だが、地元の先生にはお互いの問題もあるから、お頼み出来ない事情もある。
まぁ当然です。
とても立派な古い、70センチ程の玉眼の青面金剛様や、60センチ近い八臂宇賀弁才天様など、素晴らしい佛様のいることいること!
うちの供養壇と同じで、本尊様が聖観音様、脇佛が毘沙門天王様、不動明王様であったから?
滅多に出張鑑定はお引き受けしないのですが、今回は毘沙門天王様が乗り気だったので、お引き受けしてみたら、いらっしゃる佛様を観たら?見たら事情がわかった気がしました(笑)
ラインナップが拙庵と全く一緒(笑)
こりゃ、仕方ありませんでした(笑)
ここ約20年拝まれて無かった様子も、呆れモードで怒って無かったことに、依頼者と驚きまして、とりあえず滅罪会補講を、ある先生にお願いし、行って頂く事になりました。
法縁作法を伝授される前に先代が退かれると、こういう事が各地で起きてしまうのだろうな。
と仕方なさも感じつつ、今回は寺族の方が少しずつ、護摩堂の下座行を誓い、佛縁、法縁を付けて行く努力を目標にされましたので、私も考えられるだけの、四方八方の御縁をお繋ぎするお手伝いをすることにしました。
問題はそれだけじゃないけど、拙庵は御縁繋がりのあった依頼は、基本的に来るもの拒まず去るもの追わずですから、本人達が来るうちは、お手伝いさせて頂きたいと思いました。
拙庵のお地蔵様もお手伝いしてくださったご様子で感謝するばかりです。