白蓮庵のブログ

群馬大好きおババ 七合目の行者悠眞 白蛇くぅチャン♪るぅチャン♪とのラブリーな生活や大自然との共生、お詣り報告やファンタジーワールドIF愉快な仲間たちとの修行体験記。ほぼ雑談。いや、ほぼ食べ物の話かも。

大弓様と私(ファンタジー物語)

頭が明後日な方向を向いているファンタジー脳ミソ面を、お見せしようと思います。

フィクションと思って頂いてもいいし、妄想と思って頂いてもいいし、病人と思って頂いても、何でもオッケー。


私とすると、ネバーエンディングストーリーのファルコンにそっくりな龍神様がチョイチョイ出てくるお話なので、ファンタジー物だとカテゴライズして頂けるとスムーズかと思っています。

 

先ず今回は登場人物のご紹介をさせて頂きます。
今日は【大弓様】のお話です。

うちの護法善神様で、由緒とまでは行かずとも、何処の誰?みたいな特定出来そうな情報提供お名乗りしてくださってる方は2人おります。

 

筆頭株主は【大弓さん】と言うオジサンです。

この方は、最初は漆黒の大きな弓の形でしか観えなかったので、元は付喪神さんだったのかと思っていたのですが、まぁその周辺の一応お社を持った神様をやっていたらしい。

 

本来は祭事に使われる祓弓であったのだが、ある祭事で矢に細工をされ、それで見守る客人を射られた。
そのために大変な戦乱へと発展した。
大勢の犠牲が生まれ、怒りに身を任せ呪い祟った。

間もなく赦しがたいと怒りすぎたため山主神様に天誅くだされ、山より祠を大雨によって流された。

その後の戦乱に祠の再建はなされず、時が過ぎ、そこに祠があったことすら、人々の記憶から忘れ去られた。

時折、俗に言う『観える僧侶』が祈ってくれたり、水珠を捧げてくれたりしたが、最近は誰も手を合わせる事もなく、つまらぬ日々を過ごしていた。


しかし、ある事情を持ち込んだ人間をみつけ、しばらく暇潰しのため乗り込んでみたところ、罠が張られており戻る事が出来なくなった。
まったくどうして赦しがたい。

赦しがたい掛算だ。


流された祠の残骸も山の中腹にそのまま捨て置かれ、大切にされてきた祓いの矢を造る篠竹も山では捨て置かれたまま。
ハッキリ言えば赦しがたい。


『これをぬし等が使え。
どんな魔物も打ち砕く、砕破する魔除けの矢となろう。
株を分けて貰え。
どのみち雑草と変わらぬ扱い。
縁がつけばもらえる。
数年待たれよ。』

 

そして、どうやら今がその数年後みたいです。

たしかに大弓さんの言う通りに物事は進んでいてビックリ。


『里の宮では今だに大切にされている篠竹と対となる大弓の扱いを考えると苦しい気持ちとなる日々も無い訳ではない。』


この物の縁者に出ていけと言われ、しかし、
『一緒に怒らない修行しよう』
と誘われ同居している。


その後、雪峰とも話せるようになると、このような形も悪くないと思っているが、私の元の名を知るものがあれば教えて欲しい。


今は『弓さん』とか『オジサン』と呼ばれているが、私の方が若いことを伝えても、『老けてるわね』で話は終わる。

私が人の形を保てるようになったのは、境稲荷に何度も詣るうち近い姿を保つ事が出来るようになった。

 

最初に言われた言葉が、、、


大弓さん
『やっと人間の姿を保てるようになったよ』
悠眞
『誰?』
弓のイメージが観える
悠眞
『あら。オジサンじゃん』
大弓さん
『ぬしより若いわ』
悠眞
『ずいぶん老けてるのね。』


と、まぁ仲良く楽しんでおりますわ。


雪峰さんのお話もなるべく早くに御披露目したいと思います!←この人?も偶然と同じお山にいらしたことのある修行者だった霊狐様で、高崎でご縁がついて、かれこれ7年位ご一緒してます。


今日この話を書こうと思ったのは、、、、、


なんだか、今日は、ちょっとすねてる、霊狐様が拙庵に遊びにいらしていまして、しばらく、遊んで行かれるらしいので、おもてなしさせて頂きます。
なんか、油揚げより魚が好きなんだって♪
好きなもの、ちゃんと教えてくださると、わかりやすくて、迷わないから助かりますね。




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