切り花を楽しんだ後、紫陽花は、枯れた花を落として、しばらく水に差しておくと、根が出てくる。
そして立派に一人前に、翌年は植木として再生する。
その翌年以降は花芽も増えて、毎年増えて、そのうちには、また切り花として、人を楽しませる。
切り花としてだけ楽しまれ、捨てられてしまうと、増えることはない。
じっくり、根が出てくるのを待てるか、待てないか、その根を大切に土に戻せるか否や。
人間に限らず、動物に限らず、植物ひとつとっても、人生を物語っていると、私は思っている。
うちの花咲かバァバァは、どんな花でも大概の物は甦らせる。
私はそんな彼女をスゴい人だと思っているが、私にも出来るのだろうか?
語らぬモノの声を聴き。
いやいや、植物も水ですら、本当は、お喋りしてくれています。
大地の声を聴き、自然の中に魂を置く。
人がワイワイいるとね。
マスキングされちゃって、動物の声は聞こえにくい。
植物の声はもっと聞こえにくい。
植物の中では、水も空気も語れるし、動物も、人間も語れる。
全てを受け入れてくれているのは、大自然しかあり得ない。
家電製品の中でのリーディングは、とても難しい。
だから心を癒しに一人、大自然の中に身を置く。
私は一人で登る滝が大好きです。
自然と共にあることで、命を繋いで頂いていると思っています。
たぶん今は、私が今まで感じてきた大自然の善さとかありがたさ、これを知って貰える人を増やして行くことが、地球への恩返しみたいな時期にきているのかもしれません。
地球の住人は善く言うじゃないですか?
『生きとし生けるもの全て』
私の階層は植物なのだろうな。
と思うこと多々。
それぞれの得意不得意があるとおもう。
私は明け方、暗い中、寅の刻から、一人山に入っても、怖いと思うことがない。
それは必ず、今から明るくなって行くと知っているから。
しかも毘沙門天王様のお時間だしね。
流石に月が出でない大自然は、足を踏み外して皆さんに迷惑かけるので、今はやらない。
生まれ変わったら、何になりたいか?
昔はよく大きな木に生まれ変わたいと、思っていました。