とある神社の拝殿に続く階段に赤茶色の牛が横向きから顔だけ私の方を見ている。
この神社は習合時代の流れを強く汲んでいるのか、ご祈祷には般若心経をお唱えしていたことで驚いた事のある神社。
その牛が前を向いたら、ビリケンをおっちゃんにした感じな、仙台四郎をフンドシ一丁にしたような、猫背でケケケと笑いそうな肩をすくめ右手に里芋の葉っぱだか、蓮の葉っぱを持っている、ちっさいおっちゃんが牛のお腹の下でこちらを見ている。
そう言えば階段途中にいくつか祠があったから、その内のどなたかなのか?
この処お詣りに伺う事が出来ていない。と、思った処で、おしまい。
この神社はたまたま、私の世俗の屋号と同じ名前、しかも高野山からこの村で二時間ほど迷ったことから、先輩の尼僧さんに相談した処、神社のお話を教えてもらい屋号が同じと言う奇縁から、ご紹介頂きお詣りの御縁を頂いたことが始まりでした。
色々報告に行かなきゃ駄目なのでしょうね。
でも、思っていた数十倍の容量でゴールデンウィーク明け位までは、全く余裕無さそうで、しばらく意味のありそうな夢だけは記録しようとおもうけど、鈍臭い私には時間がたりなさそうです。