白蓮庵のブログ

群馬大好きおババ 七合目の行者悠眞 白蛇くぅチャン♪るぅチャン♪とのラブリーな生活や大自然との共生、お詣り報告やファンタジーワールドIF愉快な仲間たちとの修行体験記。ほぼ雑談。いや、ほぼ食べ物の話かも。

妄想街道 灰色の街3

小川が流れている。

二人、人間がいる。

 

一人はクルンとした髪の毛の男の子。

5歳とか7歳とか位な雰囲気。

年の頃から考えると天然の癖毛だろう。

日本人には少ないクルンとした癖毛。

顔立ちはどちらかと言うとヨーロッパ系と日本系のハイブリッドな雰囲気の子供に見える。

 

もう一人は15歳とか17歳とか位な男の子。

こちらは日本人とか中国人とかはっきり、モンゴロイド系な顔立ち。

 

この二人は小川で顔を洗っている。

煤けたような身形。

埃の立つ中から小川へ気持ちを切り替えるつもりで、たどり着いたように見える。

怪我をしている様子はない。

 

この灰色の街は水の中でないことだけはハッキリした。

 

人間の愚かな強欲から多くの自然を巻き込んで、全部をぶち壊したように見える。

まったく緑が見えない。

小川で顔を洗うという事は、ライフラインは正常ではないと言うこと。

 

 

これは、多分自然災害ではない。

何故なら、揺れて壊れたのなら、散乱している『物』が見えても良いはず。

津波なら大きくうねる水が見えるはず。

 

色がほとんど見えない灰色の街。