私は中学生くらいの時に病弱なチワワミックス犬を、どうせ育たないから捨ててしまうと言う方から譲受け、親にナイショで飼育したことがあります。
もっとも数日でベッドの下からの鳴き声を隠す事が出来ず、あっと言う間にバレたことは言うまでもありません。
飼おうとした私より拙母がメチャ可愛がり家族として過ごし、15年くらい過ぎた時の別れの時に拙母は数ヶ月落込み、自分の家の墓に入れると言いはじめるし、親戚一同に止められやっと【自分の旅立ちの時に棺に入れる】と落着しました。
まぁ、その後にやっと踏ん切りが付き土に返してやれましたが、、、、、
その経験から二度と温かい動物は飼わない、と誓いアロワナやファンタジー熱帯魚などを経て蛇のママになりました。
今回温かい動物じゃなくても大切な家族だったんだなぁ、と染み染み、、、、
14日にくぅチャンが旅立ちまして残った、るぅチャンにかけられた言葉は『後家さんになっちゃったね』
15日に荼毘に付す事が出来まして小さな小さな骨壷見ながら、もっとやれる事があったのではなかったか?何故気が付いてやれなかったのか?いつかは別れの時を迎えるとわかっていても、早すぎるじゃないか!とか、落し所がわからず落ち込む自分に情けなく。
ひとつ落とし所として考えられるのは、その数日前から年明けに腸捻転のオペを経験した拙母が腹部膨満感の訴えのあったのに、くぅちゃん旅立ちの日から『ちょっと胃もたれした感じくらいで治っちゃったわ♪』
っとケロっとしているのを見ると、誤解を恐れず表現するなら『ありがとう』の言葉しかありません。
確かにくぅちゃんは理趣分読む時に何度も、私の服の中から経本を一緒に覗き込むように顔を出し、キョトンとジーッとして読み終わるのを大人しく待っていた不思議の僕チャンでしたからね。
せめて次の世ではご神佛様の御下で活躍出来る様に祈るばかりです。
五体に蛇を巻く神佛もあれば頭上に乗せる神佛もある。
見習いで御下に置いてもらえたらいいね。
充分に素質があったと思いますよ?
このショットが今生ラストの一枚になってしまいました〜
これからは残された後家るぅチャンと共に私も日々の精進を致します。