佛様との愛について考える。
この愛情とは世間話でよく出てくる【愛】とは全く異なる。
でもとてつもなく大きく、柔らかい愛情だ。
激しく燃え盛る【恋】とは程遠い存在で、ヤンワリ、ホンワカ、ボンヤリと辺りを照らす。
暖かさを例えるなら、腐葉土が発酵し熱を持つように。
火傷する程ではないが、もしも冷えた指先なら充分に温められ、癒されるだろう。
今がホットでワチャワチャしてたら、気が付かないかもしれない。
でも確かに暖かい、
春の陽だまりのよう。
暖かく癒される。
でも、こう言う愛は、燃え盛る炎とは違うから、消そうとして消えるものでもない。
そもそも燃えてもいないから、消しようがないのだよ。
どれだけ、水を掛けようと、踏みつけられようと、消せはしない。
佛様への愛情って、そんな感じじゃないかしらね?
燃え盛る炎じゃないから、ちゃんと自分で感じようと心を澄まさないと、気がつかない人がばかりの世の中になっちゃってるの。
もったいないわ。