白蓮庵のブログ

群馬大好きおババ 七合目の行者悠眞 白蛇くぅチャン♪るぅチャン♪とのラブリーな生活や大自然との共生、お詣り報告やファンタジーワールドIF愉快な仲間たちとの修行体験記。ほぼ雑談。いや、ほぼ食べ物の話かも。

あれもこれもそれも、どれも?

とても器用な人は、あれもこれもそれもどれも、上手に立ち回り、それぞれを上手に仕上げて行くのだと思います。

広く浅くでも、広く深くでも、色々を知っている。

 

それも素敵な道だと思います。

引き出しがいっぱいある薬箪笥みたいな人。

圧倒される。

感動するし、引き出しを端から開けて見てみたくなる心理。

例えるなら体育祭、スポーツ全種目参加するアスリートのようで、憧れるのは確かにあって当然。

でも、誰にでも出来る事じゃないし、下手に真似ようとすれば怪我をして再起不能にもなりかねない。

真似をしたからと言って同じような効験が出せるとは、一ミリも思えないし、真似ようと思う事すら、烏滸がましい限りだと思います。

 

私には、あれもこれもそれもどれも、は無理。

そんな器用じゃないし、決定打は脳ミソの不出来だ。

 

人には添うてみよ。

これしか出来ない。

 

雨垂れが落ち続ければ石をも削る。

人には、お役目と言うものがあり、私は接続詞のような役割を与えられてるんだろうな。

と、ボンヤリ思う。

 

人には添うてみよ、人に寄り添う毘沙門天王様が言いそう!( *´艸`)

 

複雑で難しい事が得意な人もいると思う。

私は難しい事を沢山よりも、服と同じでシンプルであっても自分に似合う❮ちょうど善い❯緩みもあって動きやすいと言う作務衣みたいな生き方を、選択するのが善いのではないかと、よりいっそう思うようになりました。

 

1100年以上毎日護摩が焚かれている、信貴山千手院の護摩堂では毎朝暗闇の夜明け前から、奉賛会に加盟する全員の名前を私の御師僧様か、一人一人を読み上げ、日々の無事安全を祈ってくださる。

これを毎明け方前に、何百人だろうと、全員だよ?

凡人の私には難しいよね。何日か何ヵ月か、何年かなら頑張れば出来るのかもしれない。

山登りに出掛けられている日以外は毎日、エンドレス。

好きでなければ続かないよね。

欠かさず続ける、石に穴を開けるが水滴、のような信念を感じます。

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御師僧様の後ろ姿をコソーリパチリ。