いつからだろう。
おそらく皆由無始。
もちろん今世でも。
前世でも。
そのまた前も、そのずっとずっと先の前世でも、人知れず、お徳を積み積み生きてきた。
悪業積むと陰徳が同じだけ、減る。
陰徳積んでも悪業は、少ししか減らない。
なぜなら悪業は、もともとこっそりするものだから。
善行陰徳も、こっそりでなければ、少ししか増えないらしい。
♪
誰に知らるる事なかれ、重ね積むから陰徳で、悪業並ぶ功徳をいだく。
陰徳ならぬ、善行は、在りて納得、人の思いが重なって、妬み嫉みの衣を着す。
人に知られまいぞや陰徳を、積みて心に錦を着す。
何はなくとも心に錦。
お徳の尽きるその前に、陰徳善行行いて、悪業消滅現世に祈る。
♪
そう言われると、思い出す。
子供の頃はよく子育て地蔵の祠や水天宮の石碑に、よじ登ったりして遊んでた。
で、石垣の隙間に青大将がいたりして、ビビって落ちそうになるのよね。
妙義山ってのは、暖かいお山ってことよね。
『あの人、お徳が尽きたんやわぁ』
コレ善く信貴山で聞くけど、確かに納得(笑)
拙庵のお地蔵様