広いお屋敷?お寺の奥間かな?
何人かで泊まっている。
8人部屋位かな?
その中の一人、頭を丸めたオジサンが高熱で魘されている。
私が『何度位あるの』と聞くと他の人が『38.5度です』と答えが返ってくる。
そりゃ大変と思い、その屋敷の人に伝えに行く。
玄関のあたりに、うなり声のする部屋があるため、覗いてみると部屋にギッシリ、熱でうなされている、どうも高熱で苦しんでいる人が並べられている。
となりの部屋も、一つの布団に2人や3人列べられるようにして、どの人も死を待つばかりと言った地獄絵図。
『こりゃあの人動かせないな、もう何かおきてる』と思い諦め、トイレに行ってから部屋に戻ろうとする。
トイレを探して歩いている。
トイレらしき場所を見つけるが、トイレは埋められていて、出来ない。
一人友人を連れていて、どうも二人共、トイレが必要で私が『どうする?私は野ションで構わないけど』と言うと『探しましょう』と言うので、更に探す。
一つの扉を開けて、いったん外の別の建物のドアを開けると一体の60センチ位?のお坊様のお像がある。
所謂、羅漢像であるが、険しい顔をして、左の耳のあった場所から真っ赤な血液が流れている。
ちぎりとられているのか、切り取られているのか耳は無い。
【あーこれ、コロリ(コレラ)の時の様子だ】
と、何故だか咄嗟に思った。
お像も血を流すほどツライ気持ちでご修行されたのだろう、共鳴する心が感じられた。
今私は何故か、グイグイ願海様御縁に引き寄せられている。
150年以上前の映像を観せて頂けたと感謝をすると共に、以前の疫病禍における一流の祈祷師であった【願海様】、色々覚悟を持って感じて行かなければならないと、身が引き締まる思いです。
この前、願海様の調査でお邪魔した寺院でも、羅漢像が印象的だったからかな?
羅漢像の夢っていうの初めて見ました。
願海様にソックリな羅漢様、見つけてみたいものです。