今まで、遠くにしか宝物は無いのでは?
と、探し回っていた。
で、欲しいものが、ハッキリと遠くて、手に入ることも、近付くことも、見ることさえも難しいと判ると、落ち込んだりもした。
で、諦めて別の『宝物じゃなくても素敵なもの』を探し始めてみたら、先に求めていた宝物より、大きく輝く、まるで【太陽と月】を象徴するような、すごい宝石以上の宝物が、意外にも遠い惑星ではなく、本当に近くにあったと気付かされる。
仮に自分を地球とするなら、本当に【月】は時に雲に隠れていても近くにあり続け、朔となり見えなくとも近くにあり続け、時に満月となり、昼間のように照らす。
そこに【太陽】は無くとも光が届き【月】が美しく照り輝く。
暗闇を歩く私は道しるべとする。
【月】の光を頼りに道を歩く。
確かにだいぶ長い時間暗闇を歩いて来た。
暗闇を極めれば、あとは陽へと転じるしかない。
すべてはバランスを保っているハズ。
暗闇を歩いて来た私に【太陽】は眩しすぎるけど、太陽が登りを止めることはないように、私も歩みをとめることが無いというのを目標としよう。
歩みを止めなければ、遅くとも必ず頂上に辿り着く。
頂上に辿り着けば、今いる場所より、【太陽と月】に近くなる。
一歩一歩、転げ落ちないように、人が辿り着く、私に登れる一番高い山を目指して、今日から、低い山に登り、チャレンジする日に備えよう!
陰は既に極まり切った。
今日この日を陽のスタートと気持ちを切り替えよう、
いやいや。なんなら、グレードの良い遮光カーテン閉まってて、既に陽となっていたことに気付かず、カーテン開けたら溶けそうになるドラキュラのように、眩しい日の光に照らされよう。
日の光に照される中、昼間にも輝く月に見守られなから、同時に両方の光に照されながら歩く安心。
既に道は日月の光に照されて、進むべき道は見えているのだから、ゆっくりでいいから歩き始めよう。
遠くこれからたくさんの障害物リレーや借物競争歩きバージョンが、あるだろうけど、進んでみよう。